当社は、戦前より東京で社寺建築を手がけていた先代が、戸隠神社の造営に関わったご縁から昭和22年に長野で創立しました。
以来、多くの寺院・神社の建築設計に携わり、「社寺建築専門集団」として全国トップレベルの実績を積み重ねて参りました。
お寺や神社は、地域に何百年も残る建築物として、大きな役割を担います。
一方、お寺や神社の責任者様が、その建設に関わられる機会は一生に一度あるかないか。滅多にない機会だからこそ情報は少なく、戸惑われるお施主様をサポートするのが、私たちの役割のひとつでもありました。
準備段階から完成後の維持管理まで、これまで培った知識と技術を元に、後世に長く受け継ぐ社寺建築をご提案いたします。
中村建築研究所の寺社建築の流れ
準備
準備委員会
施主、総代さま等が主となり「何を」いつどこへ何のために、どのくらいの予算で…等の大筋を検討します。
- 趣意書の作成協力
- 勧募方法立案アドバイス
基本計画
長期的な展望を基本的に考慮しながら
- マスタープラン作成
- 方針についての整理
- 敷地全体を把握
- 建築物調査
- 建築規模、デザインの策定
- 施策計画
- 法的チェック(都市計画上の市町村の指導等)
- 他寺社建築実例視察
- 主要資材視察検査
設計契約
建築実行委員会
- 計画方針説明会、役割分担
- 予算捻出方法(寄付申込受付等)を決める
- 趣意書作成、入出金の管理、経過報告等
- 地鎮祭、上棟、落慶式等の計画立案
基本設計
建物のイメージを具体化します
- 平面、立面、断面、構造、設備計画
- 完成予想図作成
- 工事費概算書作成
- 関係官庁事前打ち合わせ
主要材の施主直接調達(無料アドバイス)
実施設計
本設計に入ります
- 配置図より各部詳細図作成
- 構造図、設備図作成
- 設計予算書作成
- 建築確認申請提出
工事監理
設計図通りの進行を確認
職方への指導
- 既存建造物解体監理
- 基礎工事監理
- 現場監理(原寸描き等)
- 現場定例打ち合わせ
- 竣工検査(関係官庁、施主)
施工会社選定(例)
- 現場説明
- 入札または見積もり合わせ
- 業者決定
- 契約